合格発表が終わり、大学合格!の次に考えることは、一人暮らしの『お部屋探し』ですよね!
この記事では、大学進学時のお部屋探しで失敗しないポイントをご紹介させていただきます。
目次
■いつからお部屋探しをはじめる?
ほとんどの方はこのお部屋探しを始める時期を重要視していません。
ただ、ここが1番のポイントです!
結論としては、入試の日からはじめてください!!!
なぜ、入試の日からお部屋探しをはじめるのか。理由は、4つあります。
①大学近隣の不動産会社は入試の日に備えて物件を確保している可能性がある。
②入試前の場合、オーナー交渉が難しく、家賃発生が前倒しになってしまう。
③学生向けのキャンペーンがはじまり、お得に契約ができる可能性がある。
④転勤のお客様とできるだけ被らないように。
という事が挙げられます。
詳しく解説していきましょう!
①大学近隣の不動産会社は入試の日に備えて物件を確保している可能性がある。
ポイントは大学近隣の不動産会社の中でも管理戸数の多い不動産会社に相談することです!
その場合、例えばオーナー様が学生入居を希望しているとネットには情報を出さずに来店されたお客様で成約いただく事もあります。ネットに情報を出すと不動産業者内では、どの業者がどのような物件を取り扱っているのか把握できるため、対策を打たれる可能性があります。
②入試前の場合、オーナー交渉が難しく、家賃発生が前倒しになってしまう。
通常の申込→家賃発生の流れは、申込から1ヶ月以内になっていることが多いです。
また申込をして、お部屋を抑えられる期間も1週間ほどが多い印象です。※オーナー様の機会損失になってしまうため。
そのため、入試前の申込の場合、通常の申込ルールが適用されてしまう可能性が高くなってしまいます。推薦入試などで12月には大学が決まる方にとっては、1月から家賃が発生してしまう可能性があるという事です。
ただ、入試の日以降の申込の場合、オーナー様によりますが、融通を利かせてくださるオーナー様が多い印象です。
お部屋を抑えられる期間も申込から合格発表日、家賃発生に関しては2月からなど。。。
オーナー様からすると、一般のお客様よりも学生を好む方も一定数いらっしゃいます。(4年間住んでもらえるから)これも①の通り、管理戸数の多い不動産会社の方がオーナー様との関係性が良いことが多いため、交渉がスムーズにいくことが多いです!
③学生向けのキャンペーンがはじまり、お得に契約ができる可能性がある。
大学の近くの不動産会社は、学生が動く時期のために、1年間準備を行います。つまりこの時期にお客様が来なかったら大変なことになります。
そのため、ほとんどの不動産会社は学生向けのキャンペーンを行います!内容は不動産会社によって様々なので上記点も考慮しながら不動産会社を選びましょう!
④転勤のお客様とできるだけ被らないように。
入試の日からお部屋探しをする理由の最後は、転勤のお客様と被らないようにするためです。
学生さんがお部屋探しをする時期は、転勤の方も多く動かれ、不動産業界の繁忙期にあたります。
学生マンションなどを検討される方はあまり気にしなくても良いかもしれませんが、一般の賃貸マンションなどを検討される方は、競争率が高くなり、ネットで見ていた物件が問い合わせるとなくなっているという状況が続きます。この場合は早めに不動産会社に来店しましょう!
合格前予約について
ただ、国公立大学や私立大学のマンモス校などは、『合格前予約』という仕組みがある可能性があります。
この『合格前予約』がある場合は、10月頃から探し、合格前にお部屋を予約しましょう!
また、合格前予約があるような大学は、基本的に合格後にお部屋探しをしてもお部屋が見つからないことが多いです。大学の近くで一人暮らしをしたい方は必ず検討しましょう!
■不動産会社を選ぶ基準は?
「お部屋探しをはじめる時期についてはわかったけど、どの不動産会社に相談すればいいの?」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不動産会社に何社も相談に行くのはとても疲れます。事前に良い不動産会社を選ぶ基準をお伝えさせていただきます。
大学近くの不動産会社
1つ目は、大学近くの不動産会社であるかどうかです。
どうしても知名度などから入ってしまいがちですが、大切なのは大学の近くに店舗を構えているかどうかです。
大学から近ければ近いほど、学生さんのお部屋探しに力を入れている確率は高いです!力を入れていない会社に行くと普通のお客様と同じ対応をされますが、力を入れている不動産会社に行くと、まるで特別待遇です!
管理戸数の多い不動産会社
2つ目は、先程も少し触れましたが、管理戸数の多い不動産会社です。
基本的に不動産会社が交渉する相手は、オーナー様です。そのオーナー様と近い関係性にいるのが管理会社です。
その戸数が多ければ多いほど、融通の利く物件を多く持っており、希望に近い物件を希望している条件で契約できる可能性が高くなります。
仲介専門でやっている会社は、いわば交渉力が弱い可能性があります。
取扱物件数や写真が多い不動産会社
3つ目は、取扱物件数や写真が多い不動産会社です。
管理戸数が多い不動産会社は必然的に取扱物件数が多いのですが、調べ方としては、その会社のホームページの掲載数を確認してもらえれば一目瞭然です!
また、物件写真が多い不動産会社は最悪内覧ができない物件であってもデータを持っている可能性があり、内装をイメージできたうえで申込できる可能性が高くなります。
■まとめ
今回は大学合格後のお部屋探しをはじめる時期や不動産会社の選定基準についてご説明させていただきましたが、参考になりましたでしょうか?
今の時代はネットで物件情報が見ることができるため、まだ物件があると考えてしまう人も少なくないと思います。
学生さんのお部屋探しであれば、まず不動産会社に来店することを最初にしても良いと思います。それこそ入試のタイミングであったり、オープンキャンパスなど大学の近くに行かれる際は、不動産会社も見てもらえると今後のお部屋探しもスムーズに進みますよ!
また、家賃発生の時期も2月や3月からでも引っ越し料金が一番高い時期の引っ越しを避けることができれば全然浮く事もあるので、意外とオススメだったりしますよ!
ぜひ皆様の新生活が素敵なお部屋と迎えられることを願っております。
別記事にて、「お部屋探しで大事なポイント」などもご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!