川口市で賃貸で住むならどこが良い?

埼玉県川口市は人気急上昇中という話はよくありますが、これまで独自に収集してきた口コミや評判をもとにどのようなエリアがどのような点でお薦めできるのかご紹介していきます!

※2022年1月現在のhomeclip調べ

■川口市の紹介

アルヒ株式会社による「本当に住みたい街大賞」で2020年・2021年と連続1位を獲得している『川口』ですが、川口市と一言で言っても約60万人の人口を誇る大きな都市ですし、特に川口市は住む駅・エリアによって全く特徴が違うことで有名です。
そんな川口市の特徴について、駅ごとに紹介してまいります!

川口駅

上述の通り、昨今は土地相場・生活利便性のバランスで大人気の駅となっています!

■交通利便性
京浜東北線しか通っていない駅としてはトップクラスの乗降者数を誇る駅であり、北に行けば浦和・大宮、南に行けば東京・品川、にアクセスできます!
また、バス網も充実しておりますし、駅前にはタイムズレンタカーなども多くありますので、自家用車を保有しなくても十分に生活できるかと思いますよ!

■生活環境
生活環境としても、駅前を中心に再開発が進んでいる一方で駅前の一等地に公園があるなど、生活利便性は非常に高いです。
駅前にあった百貨店『そごう』は閉店となりましたが、ドン・キホーテなどの商業施設はもちろん、商店街なども非常に活気がありますので、買い物に困ることもないかと思います!

■子育て環境
保育園選びについては非常に苦戦すると思われます。認可保育園の抽選は熾烈であり、希望通りの保育園に当選できる確率は全国平均と比べてもかなり低めです。
子育て世帯に人気が高い川口市だからこそ起こってしまう問題ですね…

蕨駅

蕨市は全国の中でも最も面積の狭い市として有名であり、蕨駅は川口市在住の方も利用することが多いということでご紹介します。
蕨(わらび)は、昔は”田舎”のイメージでしたが、川口市の人気とともに蕨駅も人気が高まってきました!

■生活利便性
京浜東北線の駅として上述の川口駅同様、交通利便性は高いです。
また、街自体がコンパクトであること、川口へのアクセスが良いことなどから生活利便性も高いです。
家賃と生活利便性のバランスが良いことはうれしいですね!

■治安
治安が悪いと言われることも多い蕨市。実際に埼玉県の中でも犯罪発生率は県内2位と、ベッドタウンであるにも関わらず高い数字になってます。
また、近年では西川口駅から溢れた外国人の居住も増えてきていることは、蕨に住んでいる在日クルド人のことをインターネットスラングで「ワラビスタン」と称されることからも全国的に有名ではあります。

ただ、昔から住んでいる人に言わせれば「ワラビスタンのせいだけにするのは良くない。昔からヤンキーもいたし、治安はそこまで良くなかった。戸田ボード場へのバス便が駅から出ていること、繁華街である西川口が近いこと、などが元々の理由ではないか。」という声もありました。

■子育て環境
蕨駅は、川口市と蕨市の市境にありますが、川口市側に住むよりは蕨市側の方が保育園の希望は通りやすい傾向にあります。
また家賃相場的にも蕨市側の方が低めのため、蕨駅周辺に住むことを検討される際は、これらを含めてエリアを検討されると良いと思いますよ!

西川口駅

昔からの歓楽街であり、今ではチャイニーズタウンとして全国的にも有名なエリアです。
ただ、駅を挟んで『西口』と『東口』で全く雰囲気が違いますので、そちらを紹介します。

■西口
昔は風俗街として名を馳せていましたが、大規模な浄化作戦の結果、1990年頃から外国人街へと姿を変えてきました。
街を歩いていても、中国語や韓国語の看板が普通にたくさん並んでおり、中々のディープなエリアとなってます。
一人暮らしで住むには面白い街かもしれませんが、子育て世帯の方にはあまりおすすめはできないかと思います。

■東口
駅から少し離れれば、閑静な住宅街になります。
エリア的に少し家賃も低めであり、ファミリー向け物件も多くなってきます。物件重視の方にはおすすめできるかと思います。

まとめ

川口市の各駅の特徴をまとめましたが、参考になったでしょうか?
人それぞれ重視するポイントがあると思うので、一概に「この駅だからダメ」「この駅はおススメです」と言うことはできません。

噂だけでなく、お部屋探しをする際は不動産会社にもしっかり話を聞いて、住むエリアを決めてもらえればと思います!