【賃貸】不動産の治安が良い場所の調べ方・見分け方

賃貸のお部屋探しをする際、女性のお客様を中心に「治安の良い場所」を希望条件として持たれる方がいらっしゃいます。
では、何を以て治安が良いと言えるのか、治安が良いかどうかはどのようにして調べて見分ければ良いのかについて説明していきます。

そもそも治安が良いとは?

「治安が良い場所」というのは明確な基準はありません。
犯罪発生率などで比較するのも一つの手段ではありますが、これも都心の方が治安が悪いという結果になってしまうため、正確な情報とは言えません。
(例えば「渋谷区が犯罪発生率が高いため治安が悪い」とは言い切れませんよね。高級住宅街である松濤・代々木上原などもありますし)

そのため、実際の生活における治安や環境を調べるには、市区ではなく、駅・町のレベルで調べていく必要があります。

治安はどのように調べるの?

それでは実際に「賃貸でお部屋探しをする際、周辺環境の治安をどのように調べるのか?」について説明していきます。

不動産会社に聞く

まずは不動産会社の担当に聞きましょう。
ただ、不動産会社としてもその物件で申込が欲しい場合、嘘までは言わずとも曖昧に濁される可能性もありますので、「治安は普通ですよ。悪いとは聞いたことありません。」などと言われても安心はしないでください。

もちろん地元の不動産会社であれば知らないはずありませんが、不動産会社が積極的に治安が悪いことは言わないとは思います。
そのため、ファミリーの場合は学校区の話なども聞いてみると良いと思います。(治安と学校区は相関関係にありますので、学校区が良ければ治安が良い可能性が高いです)

インターネット検索をする

グーグル検索やSNSなどで検索してみましょう。
特に、google検索で「地名 治安」と調べた際に、サジェストワードで「地名 治安 悪い」などと出てきた場合には、実際の治安も悪いことが多いです。

その上で、治安が悪いのには過去からの背景や立地条件などが起因することが多いため、不動産会社に理由や歴史を聞いてみてください。(それが詳しく説明できない不動産会社の営業担当者はそもそも論外でしょう…)

物件見学の際に周辺を歩いてみる

賃貸の部屋探しの場合、そこまでする方は少ないと思いますが、一番良いのは駅から物件までの道や物件周辺を実際に散策してみることです。
ボロボロの家が空き家で放置されている、物件周辺でゴミが散乱している、スナックや飲み屋街が近くにある、など気づくことがあれば注意するべきです。

地元の人に聞く

近隣に長く住んでいる友人などがいれば、実際の体験談に勝るものはありませんので、できれば複数名に聞ければベストです。
もし友人がいなければ、交番の警察官や商店街の方に聞いてみると意外と話してくれたりもしますよ。(時間がありそうにしていたらですが…)

まとめ

賃貸のお部屋探しをする際の治安の調べ方についての説明でしたが、参考になったでしょうか?

正直なところ、治安が悪ければ家賃も安いし、具体的な被害に会う確率などを考えれば、治安が悪くてもそこまで気にしなくても良いかもしれませんね。
また、治安が悪い場所は繁華街・都市部である確率も高く、再開発されれば一気に治安が良くなる(すでに良くなってきている)可能性もありますので、やはり実際に周辺などを散策してみたり住んでいる方に聞いてみるのがベストと思います。

賃貸のお部屋探しで治安が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね!良いお部屋探しになることを祈っております!