【賃貸】家賃支払い方法「自動引き落とし」について

賃貸物件における家賃の支払い方法について解説していきます。
今回は銀行口座からの自動引き落としについてです。

どうやって銀行引き落としの設定をするの?

多くの場合は、物件契約時に申込を依頼されるケースが多いです。
不動産会社から指定の口座振替用紙を渡されるので、記入して返送すれば問題ありません。
※銀行印が相違していたり、滲みがあったりすると書き直しになることもあります。

もし住んでいる物件を管理会社が管理している場合には、多くの場合、銀行引き落としに対応していると思いますので、まだ都度の振込や自動送金をしている場合は確認・相談してみてください。

いつからの家賃で反映するの?

大体、口座振替の申込してから2か月後の家賃からになります。
賃貸物件の場合、初期費用の中に前家賃が含まれていることが多いため、大体は口座引き落としに間に合いますが、引き落としの手続きが間に合わない場合には不動産会社の方から「初月だけは指定口座への振込をお願いします」と依頼されるケースもあります。

残高不足で引き落とされなかった場合は?

不動産会社または保証会社から連絡が来ます。(銀行によっては引き落としできなかった旨の連絡サービスがあります)
多くの場合、賃貸契約において支払いの遅延金が設定されているため、その代金を請求される場合もありますが、契約初月や1回目の遅延の場合は注意だけで済ませてくれる不動産会社も多いです。

ただ、この連絡を受けたのに支払いを放置していると、単純に家賃未払いということになりますので大問題になってきます。
すぐに支払うことができない場合でも、正直に理由を話して誠実に対応することが必要になります。
無視や放置が一番まずいということは覚えておきましょう。

支払い方法を変更したい!

基本的には、不動産会社や物件オーナーが指定する方法で支払う必要がありますので、勝手に変更することはできません。
銀行振込から口座引き落としに変更したいと相談しても受け入れられることは少ないため、代替手段として銀行の「自動送金サービス」などを利用する必要があります。
※クレジットカード支払いやQRコード支払いを希望する場合も同様です。まだまだ導入している不動産会社も少ないため今後に期待ですね。

まとめ

家賃の支払い方法について、口座引き落としについてのQ&Aなどをまとめましたが、参考になったでしょうか?
クレジットカード支払いなどできれば良いのですが、手数料などの問題もあって普及の目途は立っていません。
入居者にとっての利便性が高くなる改革が起きれば良いですね!